これまでの活動について (2012年3月〜)

(facebookにて掲載した内容も随時転載していきます)

6月7日(木) 熊本市環境局 廃棄物計画課を訪問

6/7(木)午前、熊本市議会会期中のなか、熊本市環境局 廃棄物計画課の方が面談に応じてくださいました。

(写真は、市役所7階のレストランからの眺望。熊本城が一望できます)

今年4月に陳情書を提出した際にも対応いただいた課です。
また環境省主催の自治体向け説明会においては、同課の方が「放射性物質の総量規制」「最終処分場の長期に渡る管理の考え方」について、環境省担当官に鋭い質問をされています。

3月末以来となる面談で、ここ数ヶ月の取り組みについて伺いました。

以下、お伺いしたお話の概要をご紹介します。

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●震災がれき拡散を不安視する声が「マイノリティ・ノイズ」と揶揄されることもあるが、私たちは「ノイズ」ではないと考えているし、そのように言ってきた。

●特にデータ研究していたのが、広域処理に関わるコスト面。
発生したがれきの総量や、広域処理に手を挙げた自治体の受入れ可能量の洗い出し。
どこの自治体が受入れ、または受入れに前向きかという情報の追跡。
さらに洋上へ流出したと考えられえるがれき量についても情報収集。
先日がれき総量の下方修正が行われたが、早い段階から減ることを想定していた。

遠方ではなく近隣で処理すれば、かかる費用の桁が変わる。
その費用の一部は被災地の負担。
広域処理は必ずしも被災地を助けることにはつながらないのではないか。
マスコミによるキャンペーンも人々が誤解する一因。

●環境省に対し、総量規制や焼却灰を埋め立てる最終処分場の長期にわたる管理の考え方などの質問をしても、納得のいく回答をいまだに得られず。市民の安全を守ることが私たちの仕事であり、その安全性確保が前提。

●熊本のマスコミ報道に変化を感じる。当初は、受入れか否かという「Yes」か「No」かという質問が多かったが、最近は私たちに論説を求めてくれるようになっている。
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以上のようなお話をお伺いしました。

私たちからは、北九州市の動きを懸念している点などを伝えました。
熊本市としても北九州の動きは注目しているとのこと。

今後も機会を作って情報交換をということで、面談を終えました。

同課の皆さんは必死に情報やデータを集め、市民の安全を大前提に掲げ、正しい判断を行うべく努力してくださっています。
6/6(水)の市議会では環境局長より「現時点では、安心、安全の確保の点から、受入れを判断できる状況にはないと考えております」との答弁が行われました。

また熊本市は、大分・佐賀・長崎・宮崎の4市と共同で、安全性に関する質問書を環境省に提出。その後、幸山市長は定例記者会見で「放射能事故の対策は閉じ 込めが原則。放射能の濃度を希釈すれば安全というわけではない。国としての考えをしっかり確認したい」と述べたことが報じられています。

市民と行政の方々のお互いの信頼があってこその「市政」なんだと、改めて感じる面談でした。
市民の安全を第一に考え努力してくださっている廃棄物計画課の皆さんに、ぜひ感謝&応援のメッセージを送ってください。

6月6日(水) 熊本市議会定例会を傍聴

6/6(水) 熊本市議会定例会の傍聴へ行ってきました。
市民連合・西岡誠也議員が瓦礫処理に関して、現状と熊本市の考えを問う質問を行い、担当課局長より以下の答弁がありました。その大筋をご紹介します。


●岩手・宮城の災害廃棄物、当初約2,050万トンとの推計で、広域処理分は約400万トンと見込まれていた。
●先般、環境省が量を下方修正。約400万トンから約4割減の約247万トンに減少。現地では夏頃までに27基の焼却炉建設が完了の予定。
●日本一の地下水都市として賞される本市。災害廃棄物の受入れにあたっては、放射性物質などの影響に対する安全性の確保が前提。
●国(環境省)に対し、大分、佐賀、長崎、宮崎の4市と共同で安全性に関する質問書を提出。国の担当者による説明会においても、放射性物質の総量規制や焼却灰を埋め立てる最終処分場の長期にわたる管理の考え方などを尋ねているが、現時点では、安心安全の確保の点から、受入れを判断できる状況にはない。
●国や他都市の動向を注視し、引き続き積極的な情報収集に努め、慎重に検討していきたい。

従来の姿勢は変わっていませんし、量の下方修正や焼却炉増設に触れるなど、より踏み込んだ印象を持ちました。

6/7(木)は自民党・倉重徹議員が質問を行います。
公開されている質問通告によると、
「市長は瓦礫の受入れに前向きではなかったか」
「放射線の影響に対する懸念が払拭されれば、受入れるつもりはあるのか」という質問が予定されています。

どのようなやりとりが行われるのか、注目したいと思います。

5月22日(火) 北九州日明工場へ行ってきました (2)

北九州・日明(ひあがり)工場前は、22日朝から多くの人々がつめかけていました。
人々が抗議の声をあげ行動しているのは、市民の声をまったく聞かずに、試験焼却を強行しようとしたためです。

震災がれきの搬入を止めようとする人々は警察によって強制的に排除され、逮捕者が2名でる騒ぎとなってしまいました。

私たちが現地に到着したのは、22日の19:30頃。
50〜60人ほどの人々に対し、警察は倍以上の数です。
抗議にかけつけた人々がトラックを止めようと道路に飛び出さないように、警察がスクラムで取り囲みます。
道路の隅にいる私たちの前にも、3名の警官が仁王立ち。

そしてがれきを積んだ10台以上のトラックが、続々と工場へ入っていくのが見えました。

市民と対話しながら丁寧に進めることが、なぜできなかったのか。
逆に言えば、なぜそのように北九州市は強引に進
めてしまったのか。
強い疑問を抱いたまま帰路につきまし
た。

5月22日(火) 北九州日明工場へ行ってきました (1)

すでに報道で見聞きされていると思いますが、北九州市にて震災がれきの試験焼却が始まりました。

今回焼却が行われるのは、宮城県石巻市の震災がれき80トン。

地元市民が再三に渡って、抗議や要望書を提出するも、一切聞き入れられず、十分な説明会も行われないまま、試験焼却が進められてしまいました。

がれき搬入日となった22日、メンバーと一緒に北九州日明(ひあがり)工場を訪れましたが、そこで目にしたのは信じられない光景。。。。

焼却場へ行くまでの道が、警察によって封鎖されていました。

4月25日(水) 環境省主催、震災がれき処理に関する自治体向け説明会を傍聴

4月25日(水)にグランメッセ熊本で開催された、環境省による震災がれき処理に関する自治体向けの説明会に参加してきました。

 

以下のリンク先よりその模様を見ることができます。
http://www.ustream.tv/recorded/22223110

時間がない方は、01:55:00辺りからご覧ください。
熊本市職員の鋭い質問にしびれます。

質問してくださったのは、陳情書提出時に対応してくださった方です。
国へしっかりもの申してくださる姿勢は、本当にありがたいものです。

4月12日(木) 環境省主催「東日本震災以降の環境行政」説明会に参加

4月12日(木)、熊本市パレアにて開催された、環境省主催の説明会「東日本震災以降の環境行政」に、会のメンバーからも参加しました。

環境行政全般に渡るお話で、震災がれきに関するお話はわずかなボリューム。
参加者に広域処理への理解を求めましたが、後半の質疑応答では、医師、避難された方、水俣病に取り組む方、さまざまな立場が質問。疑念や不安の声があがりました。

 

写真は、翌日の熊日新聞記事です。

4月3日(火) 熊本市へ陳情書を提出

4月3日午後1時30分、熊本市環境局の担当の方へ市長宛の陳情書を提出してきました。

会議室は、地元のTV局と新聞社の方が大勢来ていて、たくさんのカメラを前に、緊張気味に陳情書を読み上げました。

わずか数日間で600名以上の賛同の思いが寄せられたこと、先日水俣市民団体の方の申入書によって、市長より「受け入れは慎重に判断を」というコメントがあったことを申し添えました。

「しっかり市長へ伝えさせていただきます」ということと、現段階では、国や環境省からの要請文は正式に来ていないため、それに回答する予定はないとのこと。(意外でした)

それ以外は、29日の訪問時と同じではありますが、報道陣の前で改めて市のスタンスを語ってくださいましたし、私たちの不安や気持ちにしっかり向き合ってくださっていると感じました。

国からの情報だけでは、受入れ判断するには不十分と感じられているようです。各自治体も国へ問い合わせているようですが、項目によっては「分からない」という回答もあるとか。
判断できる確かなデータを得ようとかなり努力されている様子がうかがえました。

今後は熊本県がどう回答するかが焦点になるかと思います。


賛同の思いをお寄せくださった皆さま、本当にありがとうございました。大きな勇気をいただくことができ、心から感謝しております!

(ちなみに添付写真は陳情書提出後の様子。市の担当者が取材陣に囲まれているところです)

4月2日(月) 熊本県へ陳情書を提出

4月2日午後、熊本県環境生活部環境局・廃棄物対策課を訪問。


お寄せいただいた500名以上の方々の思いを乗せて、県知事宛に「災害廃棄物の広域処理の問題点を認識し、熊本県独自の被災地支援ビジョン策定を求める陳情書」を提出してまいりました。

現時点では、知事に必要な情報を提供し検討している段階で、国と環境省への回答(4/6〆切)については、まだはっきり決まっていないそうです。
「いただいた陳情書はきちんと知事へ届けます」と言っていただきました。

3月29日(木) 熊本市環境局を訪問

3月17日(土) グループ設立

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